3月11日
3月11日はお寺の涅槃会だんごまきが行われましたが、この日はあの東日本大震災から7年経ったという日でした。
お寺では、だんごまきの前に皆で手を合わせ、亡くなられた方のご冥福と今もまだ戦っている、苦しんでおられる方が早く笑顔になれますようにとお祈りしました。
新聞やテレビをみると改めて、まだまだ大変なことが沢山あり、苦しんでいる方が沢山いるということを実感します。
私たちができることは何なのか?とその都度考えます。
実際現場で活動している方もいれば、募金などの形で遠くからできることをする方、また何かしたいと思いながら何もできないでいる方もいると思います。
私は、大切なことはまずみんなが忘れないということだと思っています。忘れず、今も苦しんでいる方、戦っている方のことを想う、想いを寄せることは誰もができることだと思います。
その深い悲しみや苦しみを理解することはできないかもしれません。でもその苦しみに少しでも寄り添いたい、そして自分にできることがあればしたい、と想い続けることはできます。
そうやって想い続けていれば、自分に何かできる機会が来た時に迷わず行動できると思います。
様々な都合で何かしたいけど何もできていない、という方もたくさんいると思います。でもその想いを無くさずにいればきっと自分にも何かできるときがやってくると思います。
来月、岩手県の沿岸部へ行く機会をいただきました。
自分にはそんなに大きなことはできません。でも小さなことでもなんでも、何かできることがあればという想いを持って、行ってきたいと思います。